通信講座の受講生サポートで必要なのはどれ?よくある種類と内容を解説します

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みなさんは資格講座を選ぶ際に受講生サポートのチェックをしていますか?

簿記に限らず、通信講座では受講生の学習をサポートするためにさまざまな種類のサポートが用意されていますが、ハッキリ言って数だけのサポートなら必要ありません。

自分にとって必要なサポートとは一体何かというのをしっかり把握した上で、講座選びに失敗しないよう注意していきたいところです。

最近は結構減ってきましたが、以前は「テキストとDVDだけ送って一切質問は受け付けません!」みたいなところもありましたし、現在もそういったスタイルの通信講座も少なからずあります。

特に初学者の方は質問サポートはほぼ必須条件と考えていいと思いますし、そういった方が質問サポートが付いていない講座を選んでしまったら合格への道のりがいきなり険しくなってしまいますよね。

人それぞれ必要とするサポートは違ってくると思いますので、まずは自分に必要なサポートとは何かを事前に棚卸ししておいて、通信講座の検討に活かしていくことをオススメします。

この記事では、通信講座にどのようなサポートが存在するのかを整理していきたいと思いますので、一緒に見ていきましょう!

あるか必ず見ておきたい!通信講座で最も大事な質問サポート

まず、通信講座を選ぶにあたって質問サポートの有無というのはかなり重要なウエイトを占める部分になってきます。

通信講座は基本的には独学スタイルになるので、通学講座のように不明点が出た際すぐに講師に質問することができません。

不明点をそのままにしておくとどうしてもその箇所が気になってしまい、学習効率も大幅に落ちてしまいますので、簿記の学習初心者はもちろん、学習経験者であっても共通して必須と言えます。

また、質問サポートとひとくくりに言っても、その内容にかなり差がある場合もありますので、質問サポートで抑えておくべきポイントを3つ挙げてみました。

質問サポートで抑えておくべき3つのポイント
  • 質問の方法(電話/E-mail/FAX/郵送/WEB質問フォーム)
  • 質問の回数(無制限/回数制限あり/回数制限を越えるとそこから有料 など)
  • 質問から回答までの期間

質問の方法は多いに越したことはありませんが、FAXと郵送の場合は質問してから回答まで時間がかかるケースが多いので、この2つしか選択肢がない、もしくはどちらか一方の方法しか無理というものは避けた方が無難です。

最近ではあまり見かけませんが、たま~に「質問は郵送でのみ受付可」というなんとも効率の悪い通信講座もあります。

まぁ質問を受け付けてくれるだけでもありがたいのですが、他の講座がメールや電話で即レスしてくれることを考えると、かなり見劣りしてしまいますよね。

レスポンスのことを考えても、基本的にその場で回答してくれる電話や、E-mailまたはWEBフォームで3営業日以内に回答がもらえるような講座を選択するのがベターでしょう。

万が一質問サポートがなかったり、やたら追加料金を請求してくるような通信講座は、よほど他に魅力がない限りはアウトオブ眼中で問題ないかと思います。
※質問サポートがない代わりにメチャクチャ安い講座とかなら、金額重視の方は検討の余地ありでしょう。

スキマ時間を活かしたい方は必須!WEB学習システムサポート

近年ではWEB学習システム(eラーニング)を導入している資格講座がどんどん増えてきています。

WEB学習システムでは講義を視聴したり演習問題が出来たりするだけでなく、他の学生とチャットができたり進捗状況を見られたりと、モチベーション維持に役立つコンテンツを揃えてくれているモノまであります。

WEB学習システムを採用している強みは、やはりスマートフォンやタブレット端末からでも学習できるマルチデバイス対応なので、「いつでもどこでも」勉強ができるという点です。

通勤時間やちょっとした待ち時間などのスキマ時間を有効活用できるので、忙しくてなかなかまとまった勉強時間が取れないという方はこのサポートが必須になってきます。

また、この学習システムの技術向上は凄まじく、演習問題をこなしていくうちに苦手な分野の傾向がグラフ化されて視覚的にわかったりするものもありますので、苦手分野の克服にも非常に役立ちます。

「なんとなくこの辺が苦手だな~」というのは大体感覚でわかるかもしれませんが、この辺りをシステムでキッチリ解析して明確に示してくれるというのは受験生からするとかなり嬉しいシステムですよね。

このようなITを積極的に導入している通信講座は成長意欲の高いところが運営していることが多いと考えられるので、今後もどんどん良い機能を発明していってくれる可能性も高く、私たち受講者側からしても結構信頼度は高いのではないかと思います。

資格試験に慣れていない方は学習カウンセリングサポートがおすすめ!

学習カウンセリングは質問サポートと同じような意味で捉えられる方もいらっしゃいますが少し性質が違い、勉強方法や学習の進め方で行き詰まってしまった際にアドバイスやフォローをしてくれるというサポートです。

質問サポートはあくまでも学習内容に関する質問がメインとなりますので、それ以外の部分で不明点が出てきた場合に利用できるサポートと考えておけば良いかと思います。

特に簿記初学者の方や、そもそも資格試験を受ける事自体に慣れていない方は、資格試験の全容が見えていない事が多いと思いますし、一人で学習計画を立てるということに不安を感じる方はあると嬉しいサポートになります。

「何を」「いつまでに」「どのように」学習すればいいのか、詳細まである程度詰めておくことが合格への近道になると思いますので、学習計画などで迷ってしまった時に相談すると良いでしょう。

思い込み間違いを防げる添削指導サポート!

添削指導サポートが付いている講座はさほど多くありませんが、なかなか重宝するサポートだといえます。

まず、答えを間違ったまま覚えてしまうというミスを防げるというのが添削指導の大きな特徴です。

特に簿記では試算表の作成など、1ヶ所間違えるとその問題全て間違えてしまう可能性のある問題もあるため、間違えたまま覚えてしまうというのは必ず避けなければいけません。

特に熱くなりやすいタイプの方は、自分が一度正解と思い込んでしまうとそのまま間違って覚えてしまうという事が多いようなので、自分もそのタイプだなぁ~と思われる方は添削指導サポートがあった方がいいかと思います。

また、添削指導サポートはモチベーション低下を防ぐという面でも威力を発揮してくれます。

通信講座は基本的には一人で孤独に勉強することになりますので、モチベーション維持ができるか不安という方もおられるかと思いますが、定期的に添削指導があることで刺激になり、モチベーションが維持できるというのもメリットとして挙げられます。

通信講座なのに生講義が受けられるスクーリング制度!

スクーリング制度とは、通信講座での申し込みでも教室で生講義を受けることができるサポートです。

基本的に通信講座の場合は教室で授業を受けることはありませんが、それだとどうしても独学に近いかたちの学習スタイルになってしまうため、モチベーション維持に苦労することもあるかと思います。

そこで有効になってくるのがこのスクーリング制度で、多少追加料金が発生することもありますが、ある程度の金額までならメリットの方が大きいサポートだと思います。

スクーリング制度のメリット
  • 質問したい時に講師に質問が出来る
  • 同じ目標を持つ仲間と触れ合うことでモチベーションの維持が期待できる
  • すべての講義を通学で受ける事が無理な方でも、スポットで受講出来るので日程調整が楽

他にもあるかと思いますが、大きくはこの3つがスクーリング制度のメリットとして挙げられます。

もちろん通信講座は時間や場所を選ばないというメリットもありますので、スクーリング制度がある事で両方の良いところを活かせるというのはかなりアツイです。

ただ、スクーリング制度を設けているのは通学講座と通信講座の両方を開設している大手の資格学校が中心となるので、数はそこまで多くない点は頭に入れておいて下さい。

独自ルートで好条件の求人も!就職・転職サポート

これもスクーリング制度と同じく通学講座も併設しているような大手資格学校が中心となりますが、就職・転職の斡旋サポートがついているところもあります。

こういった資格学校で就職・転職の斡旋をしてくれる場合、よくある大手の転職サイト(リ◯ルートやイ○ディードなど)を経由したときよりも就職率が上がると管理人は考えており、その理由としては、受講生の就職率が高いとその資格学校としても強み(アピールポイント)になるからだと思っています。

例えば皆さんが通信講座を選ぶ際に同じようなスペックの講座が2つあったとして、片方の講座には「就職・転職希望者内定率9割超え!」と書かれていたらどうでしょうか?

就職や転職を目的として資格を取る方が多いので、こういった文言がある方に申し込む確率が高くなるのではないでしょうか。

で、そういった高い就職・転職率を出すには斡旋サポートが有効的で、独自のルートから良い求人を紹介してくれるケースもあり、企業の採用担当者とも密に繋がっている(悪いことをしているみたいな言い方ですがw)場合も多いので、就職できる確率が一般ルートよりも高くなります。

同じような知識を持っていたとしても、一般ルートからと資格学校の斡旋がある場合とでは企業側としても安心感は違うでしょうし、私が企業の採用担当をしていても資格学校経由の方を優先させると思います。

受講生は就職率が高くなり、資格学校側としては次期生徒募集の際の触れ込みとして非常に有効という、まさにWIN-WINの関係となるので、学校側も積極的に売り込んでくれるんですね。

有益な情報がサラッと確認できる!メールマガジンサポート

メルマガというと迷惑メールと同じような感覚で捉えられている方が多いかもしれませんが、案外サポートとして送られてくるメールマガジンはバカにできません。

試験対策に必要な情報はもちろんのこと、試験の申し込み時期の案内やちょっとした息抜きコラム等を定期的に送ってくれるので、その内容としてはなかなか有益なものが多い印象です。

もちろん、絶対に必要!というようなサポートではありませんが、受講者の評判も高いものが多く「メルマガに励まされた!」という声や、「モチベーション維持に繋がりました!」という意見もあったので、軽視していると割と損をするかもしれません。

また、メルマガの良い点としては通勤電車などのスキマ時間でサラリと見ることができる点も挙げられますね。

メルマガの内容がそのまま試験の点数に直結するという可能性もありますので、メールマガジンサポートが付いている場合は有効活用しましょう。

受講生サポートの種類と内容まとめ


ここまで色々なサポートをご紹介してきましたが、「このサポートは自分に絶対必要!」と思うものはあったでしょうか?

こうしてサポートの種類と内容を事前に把握して自分に必要なものを棚卸ししておくと、講座を選ぶ際にも迷うことは減るでしょうし、あとあと後悔するといったこともなくなるでしょう。

また、サポートの種類は多いに越したことはありませんが、中身のないサポートをやたら付けて【うちはこんなに沢山のサポートを用意しているんですよ!】とアピールしている通信講座もあるので、そのあたりはしっかり見極めていく必要があります。

サポートの数が多いとそれだけ受講料も高くなる傾向にありますし、【サポート内容が多い=良い講座】とは言い難いので、あくまでも“自分が必要としている受講生サポートが含まれているか?”という視点で通信講座を選択するようにしましょう。

以下、各受講生サポートでおすすめの簿記講座を挙げてみましたので、是非参考にしてみて下さい^^

サポート名 質問サポート
資格学校名 クレアール
内容詳細 電話/インターネット通話/Eメール/FAX ※回数無制限
サポート名 WEB学習システム
資格学校名 フォーサイト
内容詳細 受講生専用の「道場破り」は、講義動画の視聴だけでなく、スケジュール管理や確認テスト、デジタル版テキストの確認などが行えます
サポート名 学習カウンセリング
資格学校名 クレアール
内容詳細 通信講座では珍しい担任式で個別カルテも作成されいるので、一人ひとりに合った提案ができ、学習スケジュールやその他相談などを行えます
サポート名 添削指導
資格学校名 ユーキャン
内容詳細 簿記3級、2級ともに期間中5回の添削指導があります
サポート名 スクーリング制度
資格学校名 TAC
内容詳細 無料で生講義が受講可能(※直前期のみ可能)
サポート名 就職・転職サポート
資格学校名 大栄
内容詳細 求人情報の提供だけでなく、面接・履歴書、エントリーシートの書き方等もサポートしてくれます
サポート名 メールマガジンサポート
資格学校名 フォーサイト
内容詳細 毎月月初に「フォーサイト合格への道」が配信され、お役立ち情報や応援メッセージなど、多様なコンテンツが届きます


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