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テキスト選びは超重要!簿記講座のテキスト教材はこの3つのポイントを確認しよう!
簿記検定試験に合格するために、資格学校で講座を申し込む方もいらっしゃると思いますが、その資格学校選びの際に「どんなテキストを使っているのか」という点は確認していますか?
恐らくそこまで重要視していない方がほとんどだと思いますし、「テキストなんて別にどれでも同じじゃないの?」と思われた方も多いでしょう。
ここで思い返していただきたいのですが、小学校や中学校、高校(大学)で買い与えられたテキストで勉強をしている時、果たしてやる気が出ましたか?
自慢ではないですが、私はまったくやる気が出ませんでした!!←本当に自慢ではないw
学校で買い与えられた教科書というのは、なんだか見づらかったり、字が小さかったり、妙に古臭い言葉を使っていたりと、今思い出してもやる気がなくなってくるようなイメージではありませんか?
例え同じ内容の事が書かれていても、自分の目でしっかり確認して選択したものだと勉強に向かうモチベーションも変わってくるでしょうし、それだけしっかり選んだテキストには価値があります。
簿記の各通信講座・スクールが用意しているテキストの宣伝文句としては、【見やすい!】【フルカラー対応!】など気持ちの良い言葉が並びますが、よく考えれば自社のテキストの事をわざわざさげすむ事なんてしないですよねw
受講者全員に合うテキストなんていうのは存在しないでしょうし、自分の目でしっかり確認して選ばないとモチベーションが上がらず、お金の無駄になってしまうこともあるでしょう。
今回は少し確認するだけで違う、自分に合ったテキストを見極めるための3つのポイントを解説していきたいと思いますので、「たかがテキスト」なんて思わずに確認してみて下さい!
チェックポイントその1:自分の好みや学習スタイルに合っているか
まずなんといっても、自分好みのテキスト、学習スタイルに合ったテキストでないとやる気が出てこないというのは間違いないのではないでしょうか。
冒頭でお話ししたように、学校で与えられたテキストでなかなかやる気が出なかったというのは、そもそも自分好みのものではないからという事も原因のひとつだと考えられます。
人それぞれ好みのスタイルというのは様々だと思いますので、以下にいくつかポイントとなるものを挙げてみました。
これはあくまでも一般論+管理人の主観なので、みんながみんな同じスタイルに当てはまるわけではありません。
この機会に自分自身がテキストに求めるモノは何か?という部分を一度棚卸ししてみて下さい。
図表やイラストによる解説が入っているか
簿記では専門的な用語なども多数出てきますので、図表やイラストによる解説があるかどうかを見ておきましょう。
どうしても文字だけだと頭に入ってこなくて理解するのに時間がかかるといった方が多いと思いますし、図表による体系的な説明や絵・イラストによる視覚的な説明があったほうが理解するスピードも上がるのではないかと思います。
というか、人間は物事をイメージと結びつけた方が覚えやすいことがわかっていますので、図やイラスト等を効果的に取り入れているテキストを選ぶことをオススメします。
管理人自信も一番最初に購入したテキストは図表がたくさん入っているものでしたし、特に初学者の方はこのポイントは重要視した方がいいでしょう。
疲れにくく見やすいテキストフォントか
勉強は長時間に及ぶこともあると思いますが、その時に大事なのは“フォント”です。
少しの時間だとそこまで差はないかもわかりませんが、普段私たちが見慣れているフォント以外が使われている場合、長時間眺めているとかなり疲れが出るフォントもあります。
下記を見比べていただきたいのですが、どちらの方が長時間眺めていられるでしょうか?
明朝体:簿記講座のテキスト選びはこの3つのポイントを確認!
ゴシック体:簿記講座のテキスト選びはこの3つのポイントを確認!
私たちが普段よく目にするフォントは圧倒的にゴシック体の方が多いと思いますし、明朝体に比べて長時間見ていられるという方のほうが多かったのではないでしょうか。
テキストの書体は数多くありますが、大きくは「明朝体」と「ゴシック体」系列とその派生フォントに分類されますので、大まかにどちらの方が見やすいかを自分の中でハッキリさせておくと良いでしょう。
※たまにやたら可愛らしいフォントを使ったものもありますが、これは女性向けなんだろうという事で私は解釈していますw
適切な行間で記載されているか
上記のフォント同様、勉強時間が長くなればなるほど目の疲れに差が出てくるのが“行間”です。
詰め詰めの行間では読む気がせず目も疲れるでしょうし、逆に空きすぎていると変な違和感があってこちらも目の疲れの原因となります。
幾つか行間のパターンを用意してみましたので、どれが一番見やすいか確認してみて下さい。
行間パターン1:簿記とは、企業の経済活動の結果として生じる財産、資本の変動や資本循環過程としての価値の流れをおもに貨幣価値によって測定し、勘定形式を用いて会計帳簿に記録、計算し、その結果を正確、明瞭に表示するための経営計算制度あるいは計算技術のことをいう。
行間パターン2:簿記とは、企業の経済活動の結果として生じる財産、資本の変動や資本循環過程としての価値の流れをおもに貨幣価値によって測定し、勘定形式を用いて会計帳簿に記録、計算し、その結果を正確、明瞭に表示するための経営計算制度あるいは計算技術のことをいう。
行間パターン3:簿記とは、企業の経済活動の結果として生じる財産、資本の変動や資本循環過程としての価値の流れをおもに貨幣価値によって測定し、勘定形式を用いて会計帳簿に記録、計算し、その結果を正確、明瞭に表示するための経営計算制度あるいは計算技術のことをいう。
これもある程度個人差があると思いますが、行間が空きすぎていても詰まりすぎていても見にくく感じる方がほとんどかと思いますし、やはり行間パターン2くらいがちょうど心地よく感じた方が多かったのではないでしょうか。
テキスト内の行間は基本的に統一されているので、文書を左上から右下まで斜めに目線を何回か移動させてみて、見にくい感じ(違和感)がないのであればそのテキストは自分に合った行間であると判断してよいでしょう。
テキストの配色は?
テキストの配色に関しては結構好みが分かれるところだと思いますが、よく見受けられるものとしてはフルカラー、2色刷り、モノクロの3パターンが挙げられるかと思います。
フルカラーの場合は色がごちゃごちゃし過ぎてどこが大事な部分かわからないようなテキストもありますし、モノクロだと少々味気ない…ということで、管理人としては2色刷り、もしくは落ち着いた色味のフルカラーあたりが自分に合っていると思っています。
モノクロの場合も悪いということはなく、自分で重要だと思うところを蛍光ペン等でピックアップしながら印象づけて勉強していく方が好き、という方もいらっしゃると思いますし、そういった方はモノクロの方が良いかもしれません。
つまり、配色は自分の勉強方法に合う(自分が見やすい)ものであれば、どの種類のものを選んでも良いかと思います。
テキストの厚み(サイズ)も要チェック
あまり重要視していない方も多いと思いますが、テキストの厚みやサイズも結構大事です。
テキストの厚みが薄いと、「え?こんな薄くて大丈夫なの?」と思う方も多いでしょうし、逆に厚みがあれば「こんなボリュームのテキストだからきっと良いものなんだろう!」と思ってしまうのが人間心理だと思うのですが、逆説的に捉えると、薄いものは要点をまとめている良本で、厚いものは無駄な部分もとりあえず載せておけ的な悪本であるという考え方もできます。
特にテキストに厚みがある場合、「勉強した感」はあるので、それで満足してしまって実は何も頭に入っていないというケースもあります。
また、厚みがある=重みもあると考えていいと思いますので、特に外出先で勉強することが多い方にとってはかなり重要。
あまりに大きすぎるものは持って行くということ自体が億劫になって、勉強そのものをやめてしまうという可能性もあります。
サイズ感もB5サイズくらいであれば大きなカバンでなくても入れやすいでしょうし、管理人的にはB5サイズで適当な厚み(200~300ページ程度)のものがオススメです。
3級は商業簿記だけなので基本的に1冊で済みますが、2級からは工業簿記もあり、大体2冊は必要になってくるので、厚みや重み、サイズもしっかり確認しておきたいポイントです。
チェックポイントその2:講座オリジナル教材?それとも市販教材?
講座で使用している教材が、資格学校のオリジナル教材か?市販の教材か?という点もチェックしておきたいポイントです。
それぞれメリットとデメリットがありますので、下記にまとめてみました。
オリジナル教材のメリット・デメリット総まとめ
○メリット
- 無駄な部分を省いて作られているものが多く、余計な部分(出題傾向の低い部分)を勉強をしなくて済む
- 資格学校が独自に試験傾向を分析して作成しているため、出題頻度の高い範囲に絞った構成になっている
×デメリット
- 資格学校がテキストを自前で作成するため、その分コストがかかり受講料も高くなる傾向にある
- 出題傾向の低い部分が省かれていることが多い分、詳細までしっかり学習したい方には不向き
市販の教材のメリット・デメリット総まとめ
○メリット
- 万人受けする構成となっており、クセがないものが多い
- 資格学校が教材を作成するコストを省けるので、受講料が安くなる傾向にある
- 出題傾向にとらわれず、予備知識も含めて徹底的に調べて勉強したい方向け
×デメリット
- テキスト欄外の余白部分に備考やポイント的な記載が散見し、本当に大切な部分が把握しづらい
- 出題傾向に関わらず、試験範囲すべてを網羅しているものが多く、時間効率が悪い
基本的には講座オリジナルのテキストの方が要点をまとめているものが多いので時間効率がよく、「取りあえず少ない勉強時間の中で資格だけ取ってしまいたい!」という方向き。逆に「資格取得はあくまで通過点で、その先のことも見越してキチンと細部まで勉強したい」という方は市販テキストの方が向くでしょう。
実質的に一番有効なのは、講座オリジナルで出題傾向にそって時短学習をし、市販テキストで予備知識をつけていくという、いわゆる“ミックス教材”で勉強することだと思います。
また、最近では講座オリジナルのテキスト教材を使用していても受講料がリーズナブルにおさえられている講座も出てきているので、そのあたりは見逃さないようにチェックしておきたいですね。
チェックポイントその3:テキストの実物やサンプルチェックは忘れずに!
ここまで解説してきたポイントについては、大体が資格学校の公式サイトや講座のパンフレットで情報収集をすることが出来ますが、実際にテキストの実物を見てみないとなかなか判断がつきにくい部分もあると思います。
市販教材の場合は書店で立ち読みをすれば大体どういうテキストかわかるでしょうし、オリジナル教材を使用する資格学校でも講座パンフレットを資料請求することでサンプルテキストを一緒に送ってくれるところも増えてきています。公式サイトで使用テキストを数ページ確認できるようにしてくれているところもありますね。
こうして事前にテキストの確認が出来るところも増えてきていますので、今回お話したポイントを思い出しながら一通りチェックしてみて下さい。
この一手間を加えるだけで、講座選びのクオリティはかなり上がるはずです。
下記に、事前にテキスト内容を確認することができる資格学校を載せておりますので、受講を検討されてる講座があれば必ず確認しておいてください^^
資格学校名 | テキストサンプルの確認 |
フォーサイト | 無料の資料請求でテキストのサンプルがもらえます。 公式サイトで資料請求 |
クレアール | 公式サイトのテキスト解説ページで確認出来ます。 公式サイトのテキスト解説ページで確認 |
スタディング | 公式サイトの無料講座登録で確認出来ます。 公式サイトの無料講座で確認 |
資格の学校TAC(タック) | 公式サイトのテキスト解説ページで確認出来ます。 公式サイトのテキスト解説ページで確認 |
資格の大原 | 講座パンフレット内で使用するテキストの解説ページで確認出来ます。 公式サイトで資料請求 |
LEC東京リーガルマインド | 公式サイト上のテキスト解説ページで確認出来ます。 公式サイトのテキスト解説ページで確認 |
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