簿記以外でも役立つ!資格試験前日、当日のNG行動とおすすめの過ごし方を解説!

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「試験前日は最後の追い込み勉強をした方がいいだろうか?」

「開始時間までに間に合うかな?会場までしっかりたどり着けるか不安。。」

「忘れ物はないよな。。」

などなど、資格試験の前日や当日に不安になってしまう方も結構多いのではないでしょうか?

私も緊張のあまり前夜になかなか寝付けず、当日睡眠不足で臨んだ経験があります。

この様に、試験前には自分の体調面に何かしらの不具合やイレギュラーな事が起きやすい状態になりがちです。

個人のメンタルに関わる問題ですので確実な対策はありませんが、事前準備と対策をしっかり行う事でリスクを下げることができます。

この記事では、資格試験前日と当日のおすすめの過ごし方や注意点について例を交えながら解説しておりますので、これから試験に臨まれる方は是非参考にして下さい!

クオリティがダダ下がり。。前日にやってはいけない過ごし方

それではまず、試験前日にやってはいけないNG例を挙げていきたいと思います。

前日の過ごし方NG例
  • 徹夜をする
  • 過度に勉強をする
  • 普段と違う事をする
  • 残業をする

これらをする事によってリズムが崩れて精神面や体調面に影響が出ると言われています。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

徹夜をする

試験前日は、焦りや不安から「もう一度参考書を見ておこうかな?この苦手な分野だけでも復習しなくちゃ!」といった具合に勉強を始め出して、気づけば夜遅くまでかかり結果徹夜をしてしまったという経験はないでしょうか?

私の知人の体験談ですが、試験前日にちょっと過去問をしてから寝ようと試みたら、気が張って全然眠れなくなったという話を聞きました。

試験当日は全然集中できなかったみたいで、結果彼は不合格となりました。

この様な状態になってしまう可能性が高いため、徹夜で勉強するのはよくありません。

実際、徹夜をすることで作業効率が低下してしまうことが実験でも証明されています。

マイクロスリープといって、無自覚のうちに数秒程度眠ってしまう症状が起こるためです。

そりゃ集中できませんよね。。

他にもイライラしたり無関心になったり感情面にも影響が出ますので、徹夜は絶対にしないと決めましょう。

過度に勉強する

試験前日によくやりがちなのが、ラストスパートをかけて何時間も勉強してしまう事です。

前文でもお伝えしましたが、何時間も勉強をすることで気が張って眠れなくなったり、まだまだ勉強が足りないと感じてしまい、不安に陥ってマイナス思考のまま本番に臨む事になったりしてしまいます。

これで試験に落ちてしまったら本末転倒ですよね。

正直言って、前日に頑張ったところで得られる結果はさほど変わりませんから、直前で追い込まなくて良いように計画的に勉強するようにしましょう。

本番に向けてコツコツ勉強してきた自分を信じる事も大事です!

普段と違う事をする

次に試験前日に気をつけて頂きたいのは、「普段と違う事をする」です。

例えば、普段お酒は飲まないのに、緊張して眠れそうにないから飲んでみたり、不安を紛らせようとジョギングをしに行ったりなどなど。。

普段の生活では行わない事をして、気持ちを落ち着かせたくなってしまうものです。

しかし、「普段と違う事をする」=「身体に無理をさせている」とも捉えられますので、リズムが崩れて体調不良を起こしてしまう可能性があります。

リラックスをするのは簡単ではありませんが、いつもと同じ生活を送る事でリスクを減らす事ができます。

できるだけ普段と同じ生活を送るように心がけ、体調を万全の状態にして本番に臨みましょう。

残業をする

お次のNG例は試験前日に仕事で残業する事です。

会社やポジションによって異なりますが、試験前日に残業をせざるを得ない人も少なくないでしょう。

残業で帰宅が遅くなって、そこからお風呂や歯磨きなど日常生活と翌日の準備をしていたら、その時点で睡眠時間が削られちゃいますよね。

ですので、試験前日はなるべく残業しなくても良いようなスケジュール管理を行う必要があります。

試験日は決まっているので、早い段階で優先順位を決めて仕事を終わらせておくと良いでしょう。

突発的な残業がない限りは、あらかじめ上司や周りの同僚に事情を話すなどをして、出来るだけ早く帰るようにしましょう。

意外とやってない人が多い!試験前日おすすめの過ごし方

ここからは試験日前日のおすすめの過ごし方を見ていきましょう。

前日のおすすめの過ごし方は以下の4つになります。

前日のおすすめの過ごし方
  • ゆっくりと過ごす
  • 早く眠る
  • 準備した持ち物を確認する
  • 試験時間や会場までのアクセスを確認する

順番に詳しく解説していきますね!

ゆっくり過ごす

まずはゆっくりと過ごすことです。

先ほどNG例でお伝えしたように、普段と違うことをせずにできるだけいつも通りの生活習慣を心がけてリラックスしましょう。

もし少しでも時間に余裕があるようでしたら、お風呂にゆっくり浸かり温まったり、読書をしたり、お気に入りの音楽を聞きながらティータイムを楽しむなど、自分にとってのプチご褒美的な時間を過ごしてリラックスすることをおすすめします。

家族がいる方は、家族と談笑するだけでも緊張をほぐしてもらえるでしょう。

前日に試験のことを考えて緊張や焦りが出やすいですが、無理をせず自分が落ち着ける環境づくりをしていきましょう。

早く寝る

次は早く寝ることです。

こちらもNG例でお伝えしたように、徹夜で寝不足になると集中力の低下や記憶力にも影響が出てしまいます。

せっかくここまで勉強してきたのに、試験当日に発揮できないなんて本末転倒ですよね。

緊張で気が張ってなかなか眠れなくなるかもしれませんが、いつもより早めに布団に入り眠れる準備をしましょう。

良質な睡眠をとるための方法をいくつかピックアップしてみましたので、ご覧ください。

良質な睡眠方法例
  • 睡眠の3時間前までに食事を済ませる
  • 寝る前にスマホやTVを見ない
  • カフェインの摂取は控える(カフェインは摂取後3~4時間持続する)
  • アルコールの摂取は控える(習慣で毎晩飲む方も適量を意識!)
  • 遅くまで勉強しすぎない
  • 温めのお風呂にゆっくり浸かる(42℃で20分程度浸かるのがオススメ)
  • ジョギング等のスポーツは睡眠の2時間前までには済ませる
  • 快眠効果のある音楽を聴きながら寝る

上記でご紹介した良質な睡眠方法例の中でも、私が特に気を付けているのは「寝る前にスマホやTVを見ない」ですね。

実際に寝る前にスマホでYouTubeやWebマンガを読んで、テンション上がって眠れなくなった経験が何度もありますw

どうしても寝る前にスマホを見なくてはいけない場合は、あらかじめ画面設定をNight Shiftに切り替えて見るように気を付けています。

あと「快眠効果のある音楽を聴きながら寝る」も良く実践しています。

私の場合はイヤホンをして音量を少し大きめにするのですが、実際に結構効果を感じています。

YouTubeで「快眠 音楽」で検索するといっぱい出てきますので是非お試しください。

準備した持ち物を確認する

次に準備した持ち物を確認するです。

前日に余裕をもって持ち物を準備・確認することで、当日になって慌てることもありませんし、安心して眠る事ができますよね。

チェックリスト例も作成してみましたのでご覧下さい。

チェックリスト例(日商簿記検定のケース)
  • 受験票
  • 身分証明書
  • 電卓
  • 筆記用具(えんぴつ・シャープペンシル・消しゴム・替え芯)
  • 参考書等
  • 腕時計
  • お金
  • スリッパ、室内用のクツ(一部会場は高校や大学のため、必要です)
  • 上着、ひざ掛けなど(試験会場は寒いことが多いです)

こんな感じで、あらかじめチェックリストを作っておくと忘れ物を防げるのでいいと思います。

この中で必ず忘れてはいけないものとしては、受験に必要な受験票や身分証明書、鉛筆、消しゴム、試験前の見直しに使う参考書等になります。(簿記の場合は電卓もなかったら死亡ですww)

最低限これがあれば試験当日はなんとかなりますが、その他に試験会場までの道中や試験前会場での合間などに気分転換できるアイテムや、体調を整えるために便利なアイテムも持っておくと安心できます。

ちなみに私は緊張すると口の中が乾いたり、唇を噛んでしまう癖があるので、ガムやのど飴を常備して精神面を落ち着かせています。

是非参考にしてみてください。

試験時間や会場までのアクセスを確認する

試験時間や会場までのアクセスを事前に確認しておくのも大切です。

会場までの道中で渋滞に巻き込まれたり、道に迷ってしまうなどの不測の事態も想定されます。

ですので、前日のうちに会場までのアクセスなどをしっかり調べて、こういった事態を回避する必要があります。

自動車なら会場までの道のり、時間、駐車場の他に混雑するスポットまで調べておくと良いでしょう。

私はたまたま時間に余裕があったので、実際に会場まで行ってみてシュミレーションしたこともあります。

これなら当日もだいたいの到達時間が把握できますし、迷うこともないですね。

もし時間に余裕があればお試しください。

公共交通機関ならバスや電車の時間、料金、駅やバス停から会場までのルートをしっかり調べておくべきです。

試験会場に到着する時間設定は早すぎるくらいでちょうど良いです。

例え早く到着したとしても、トイレを済ませたり参考書を見ていたりしているとアッという間なので、余裕を持った計画を立てておきましょう。

これまでの勉強が水の泡!?当日にやってはいけない過ごし方

気を付けなくてはいけないのは前日だけではありません。

試験当日にもやってはいけないNG例があります。

当日の過ごし方NG例
  • 朝食を抜く
  • 当日に準備をする
  • 当日に試験時間や会場までのアクセスを確認する

などが挙げられます。こちらも順番に解説していきますね。

朝食を抜く

まずは当日朝食を抜いた状態で試験に臨むことです。

当日の朝は緊張や睡眠不足などから、気持ち悪くて朝食がのどを通らなく抜いてしまうことはありがちです。

普段から朝食を抜く癖がある人は尚更かもしれませんね。

しかし朝食を抜くことは脳のエネルギー源となるブドウ糖が不足するため、集中力や記憶力の低下につながります。

要するに脳にエネルギーが供給されない状態となっていますので、例えるなら車にガソリンを補給せずに走らせるようなものです。

試験に向けて数ヶ月間勉強を頑張って蓄積された知識が、脳の働きが悪いことで、存分に発揮できなくなる可能性があります。

そうなってしまわないように必ず朝食を摂取することをお勧めします。

当日に準備をする

次に当日に準備をすることです。

前日まで仕事が忙しい方なんかは、この様なパターンとなってしまう人も少なくはないでしょう。

出発直前に準備することになるので、慌てて用意することになり、確認不足から「受験票を忘れてしまった!」など忘れ物をする可能性が上がってしまいます。

準備不足から試験に影響が出てしまう恐れがありますし、ましてや朝から時間に余裕がなくなってしまいますので精神面にも負担がかかってしまいます。

前日疲れていてしんどくても、前日のうちに準備することをお勧めします。

当日に試験時間や会場までのアクセスを確認する

当日に試験時間や会場までのアクセスを確認するのもNGです。

実際、当日になってから調べて会場に向かう人も結構いるようです。

公共交通機関を利用して行く場合では、調べた結果、あと5分以内にバス停に着かなければ間に合わない事がわかって慌ててしまったり、自動車で向かう場合は、事前ルートを調べて混雑するスポットを把握していなかったがために、渋滞に巻き込まれるなどの不測の事態も考えられます。

こちらも、前日までにしっかり下調べしておきましょう。

試験に万全で挑むための当日の過ごし方

最後に、当日の過ごし方のおすすめ例をご紹介します。

以下の4つをピックアップしてみました。

当日のおすすめの過ごし方
  • 試験開始の3~4時間前に起床する
  • 普段通りの食事をする
  • ポジティブに考える
  • 待ち時間・休憩時間を有効に使う

試験開始の3~4時間前に起床する

試験当日は少しでもコンディションが良い状態で臨みたいものですよね。

脳が活性されて活発に動くのは、起床してから3~4時間後だと言われています。

例えば車でもエンジン始動したては燃費が悪いですが、走り続けていくうちに燃費も走りも良くなっていきますよね。

人間でもそれに通ずるようです。

試験時間はたいてい午前中に設定されていますので、逆算すると結構早起きをする必要がありますが、抜群のコンディションで臨めるなら価値はあると思います。

早起きをして、ついでに早めに出発することで遅刻をするリスクも回避でき一石二鳥ですね。

それに早めに会場に着いたとしても、直前に見直しをする時間を取れたりするので、前倒し計画でいきましょう。

普段通りの食事をする

当日の朝は気合いを入れて「ゲン担ぎに豚カツを食べる」とかよく聞きますよね。

そりゃ試験当日ですからそういう迷信にあやかりたい気持ちも分かります。

しかし、いつも食べ慣れていないものを朝からガッツくと、おなかの調子が悪くなってしまうかもしれません。

それに、食べ過ぎると眠くなってしまう可能性も上がりますから、無理をせずいつも通りの慣れた朝食を摂ることをおすすめします。

また、普段朝食を抜き気味の人は抜いてもいいかもしれませんが、朝食を食べる方が集中力は増しますので、軽めに食べるようにした方がいいとは思います。

なお、飲み物は胃がびっくりしておなかを壊しやすくなりますので、暖かい物を飲みましょう!
(by お腹ピーピー経理kaz)

ポジティブに考える

試験当日は無性にマイナス思考に陥りやすくなります。

試験会場に入ってから、雰囲気や他の受験者を見て、その気持ちはさらに増すでしょう。

マイナスなイメージを持つことで、脳内に「できない、やれない」などの信号が送られ、パフォーマンスの低下を招いてしまいます。

けれど、不安なのは自分だけではありません。

会場にいる受験者全ての人が少なからず不安に思っていますので、みんな不安なんだと思えば少しは気が楽になるでしょう。

試験に挑むまでにはたくさん試験勉強をしているはずです。

今までやりこんだ参考書を改めて見てみたりして「自分はこんなに勉強頑張ったんだ!」と考えてみてください。

ちなみに私の場合は「絶対にできる!試験にチャレンジできて幸せだ!」と思うようにして臨んでいます。

待ち時間・休憩時間を有効に使う

試験会場に着いてからの待ち時間や、試験の間にある休憩時間は緊張から落ち着かなくて、目的もなく参考書をペラペラめくってしまったりしがちです。

参考書でも、例えば良くミスをしたところをピックアップしてまとめたミスノートや、要点をまとめた確認ノートを準備できていれば見るのもいいですが、それらが準備できていない場合は参考書を見てもかえって不安になり集中できなくなる可能性があります。

まずはリラックスして気持ちを落ち着かせることが大事です。

私の場合は他の受験者はどんな人が居るんだろうと人間観察したりして不安な気持ちを紛らせたり、外の景色を見に行ったりしています。

いろんな人が受けに来ていて結構面白いですし、景色も普段見慣れていない所だと新たな発見があったりしますからね。

あと、糖分を摂取することですね。

試験ではもちろん脳をたくさん使い糖分を消費しますので、チョコレートや大福など糖分の高いものをしのばせておくといいですよ^^

まとめ

ここまで、試験前日・当日の過ごし方について、例を交えながら解説してきました。

試験直前はどうしても不安や焦りが出てしまい、寝不足などから体調を崩しやすくなります。

しかし、一番大事なのは体調を崩さないようにする事です!!

シンプルですが、これが最も大切です。

普段通りの生活リズムを崩さず、準備も早めにきっちり済ませておけば、気持ちにも余裕が出てきます。

今回ご紹介したおすすめの過ごし方も参考にしつつ、本番に良いパフォーマンスが発揮できるようにしましょう!



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