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簿記検定対策の参考書・テキストのおすすめシリーズ5選
簿記の試験対策を行う場合、参考書やテキストに何を選ぶかによって試験結果も変わってくると言っても過言ではありません。
書店に行くとたくさんの参考書・テキストが本棚に並んでいますが、実際どれを選べばいいのか迷われる方も結構多いかと思います。
出版社によってはテキストの他、問題集・直前対策・過去問なども含んだ1つのシリーズとして出しているところも多く、こういったシリーズものでまとめて揃えてしまった方が良いかと思います。
シリーズもので揃えるメリットとしては、「選ぶ時間が短縮できる」「テキスト間の解説内容のブレが少ない」「メインテキストと問題集がリンクしている」といったことが挙ます。
そこで、本記事では簿記試験の対策本シリーズの中で評判のよいものを5つピックアップし、口コミや評判なども交えながらご紹介していきたいと思います。
これから参考書・テキストを探される方はぜひ参考にしてください!
みんなが欲しかった・TAC簿記の教室シリーズ(TAC出版)
特徴
みんなが欲しかった・TAC簿記の教室シリーズは近年人気急上昇中の教材で、イラストや図がふんだんに取り入れられており、初めて簿記検定の学習をする方にとっても非常に分かりやすい構成になっています。
発売当初は、全級「TAC簿記の教室」シリーズとして出版されていましたが、3級と2級については2014年出版の分から「みんなが欲しかった」シリーズとしてモデルチェンジしています。
みんなが欲しかった・TAC簿記の教室シリーズは簿記教材で初のフルカラーテキストで、「フルカラーの長所を最大限に活かすため、読みやすくて柔らかい色を厳選して作った」という著者さんの言葉通り、フルカラーといっても目を差すような原色系の色は使わず、柔らかな色味を使用しているため非常に見やすいです。
問題集に関しても、試験対策の問題と模擬試験が3回分搭載されており、テキストと同形式の解説がそれぞれについているため、知識のリンクもしやすくなっています。
私も日商簿記3級を独学で学習した際にはこのテキストを購入し勉強したのですが、他の市販教材を見ても総合的にこれ以上のものはないと判断し、おすすめ度も満点としてます。
なお、独学で学習するという方でテキストだけでは不安という方は、テキストに対応している講義DVD(3級と2級のみ)も販売されていますので、そちらも検討してみてはいかがでしょうか^^
評判・口コミ情報
「簿記の教科書」の購入者の評判口コミ
購入級:3級
簿記の問題集と一緒に購入しました。イラストが多いので読みやすくて、説明が詳しくて分かりやすい。例や問題も載っているので、確認しながら進める事ができます。内容は一年間の決算の流れから始まったので、初心者のわたしには?でしたが、仕訳をしていくときに流れを見直しながらやっていくと、「なるほど!」と理解する事ができました。コストパフォーマンスもかなり優秀だと思います。今後2級も受験することになったら、同じシリーズを買いたいです。
購入級:2級(商業)
このシリーズの良さには普遍性があるという結論に至りました。本書の長所だと思える点は以下の通りです。
①各項目の解説の直後にすぐ例題が続くため、実際に手を動かしながら理解できる。しかも例題の数が非常に多く、ほぼ見開き2ページに1題の割合で例題が掲出されている。
②数ページに1ヶ所、「ひとこと」という欄があり、そこに目から鱗が落ちるような要点が記されていることがある。
③内容が充実している割に価格が安い。
結論ですが、本書は内容が充実している割に価格が非常に安価であり、かなりおすすめできるテキストであると思います。
①各項目の解説の直後にすぐ例題が続くため、実際に手を動かしながら理解できる。しかも例題の数が非常に多く、ほぼ見開き2ページに1題の割合で例題が掲出されている。
②数ページに1ヶ所、「ひとこと」という欄があり、そこに目から鱗が落ちるような要点が記されていることがある。
③内容が充実している割に価格が安い。
結論ですが、本書は内容が充実している割に価格が非常に安価であり、かなりおすすめできるテキストであると思います。
購入級:1級(工業③)
1級の商・会に引き続き、簿記の教科書を購入しました。特に、図解は1つ1つがよく整理されていて、見やすくわかりやすいので、テンポよく学習できています。ひとつひとつの論点が大きい工業簿記と原価計算ですが、それを感じさせない1冊だと思いました。今までは難しいところは処理を丸暗記していましたが、もっと内容を理解していないと覚えられないと思い購入。基礎の部分から再確認も出来て暗記に頼る部分がかなり減らせました。
「簿記の問題集」の購入者の評判口コミ
購入級:3級
簿記の教科書をある程度やってみたらやっぱり必要と思い購入。教科書との連動性があるのでやっぱり買って良かった。教科書を最低2回、問題集も最低2回やればだいぶ自信がつくはず。これだけで大丈夫か不安でしたが、繰り返すことで無敵になれます。
購入級:2級(商業)
本試験に近い難易度の問題が多く、いい練習になると思います。模擬試験も付いており、自宅で本番の雰囲気も味わうことが出来ます。この問題集と過去問、同じくTACのあてる予想問題テキストをほとんど完璧にこなせば90%合格するでしょう。
購入級:1級(商業②)
このシリーズはかなり分かりやすいです!!予備校の教科書が比じゃないくらい分かりやすいです。予備校の講座受けながらこちらの教科書で再確認(笑)ちなみに予備校はTACではありません。TACにすれば良かったかな。なにはともあれ、私がおすすめできる簿記の教材シリーズナンバー1です!!!
スッキリわかるシリーズ(TAC出版)
特徴
スッキリわかるシリーズは、日本で一番売れている簿記のテキストです。
基本は2色刷りですが、大事な部分はしっかりわかるように強調してくれているので非常に見やすいです。
こちらもイラストや図を使ってわかりやすく解説してくれており、登場キャラクターのかわいいネコちゃんたち(ゴエモンくん、シロミちゃん等)でストーリー仕立てとなっているため、意味も理解しやすく楽しみながら読み進めることができます。
また、テキストと問題集が1冊にまとまったかたちの教材ですので、持ち運びに便利という特徴もあります。
ただ、前述の「簿記の教科書シリーズ」に比べると、少々文字が多めですので、初学者の方や、「文字よりもまずはイラストや図から理解したい!」という方にとっては少しばかり見づらいかもしれません。
なお、テキスト+問題集のみでは心許ないという方は、「スッキリとける」という過去+予想問題集も発売されていますし、テキストに対応しているDVDもありますので、ご自身の学習スタイルや自信度に合せて必要な分を取り揃えて下さい^^
※「スッキリとける」とDVDは3級と2級のみの対応になってますのでご注意下さい!
評判・口コミ情報
「スッキリわかる日商簿記」の購入者の評判口コミ
購入級:3級
このスッキリわかるシリーズは非常に簡潔に書かれています。短期間で基本をマスターし、残りは問題演習に時間を使いたい方におすすめです。またこのシリーズには章末問題が付いていますので、問題集を別に購入しなければならない他シリーズよりリーズナブルなところもおすすめポイントのひとつです。主人公のゴエモンやその仲間たちと一緒に簿記3級の内容について学んでいくというスタイルなので、楽しみながら学んでいきたい方にピッタリのテキストだと思います。
購入級:2級(工業)
このシリーズの商、工2冊と過去問で充分です(^o^)
約3か月で合格しました!インプットよりアウトプットが大事な資格ですから、参考書はこれで充分。過去問を徹底していくことが何よりの攻略法ですね!(^o^)
約3か月で合格しました!インプットよりアウトプットが大事な資格ですから、参考書はこれで充分。過去問を徹底していくことが何よりの攻略法ですね!(^o^)
購入級:1級(商業②)
ねこちゃんがキャラクターで、かわいいイラスト満載で、取っつきやすい。欄外のコメントも、すごく役立つ情報で、難しい参考書読んで嫌になるより、絶対この辺から始めるべき。お恥ずかしながら、仕事でも簿記を日常としている者ですが、会社の研修でも、スッキリシリーズとサクッとシリーズは勧められるくらい、現場の人間も頼る参考書です。
「スッキリとける日商簿記 過去+予想問題集」の購入者の評判口コミ
購入級:3級
問題用紙・解答用紙が切り離せる小冊子になっており非常に便利。問題用紙は字が小さめだが問題がページ内に収まっているためあちこちめくる煩雑さが無くて良かった。解答用紙もダウンロードサービスがあるので第三問・第五問は何度も練習をして本番に臨みました。良い問題集でした。
購入級:2級
POINTで簡潔に要点がわかり、必要十分な解説で読みやすいです。同じTAC出版の、合格するための過去問題集は、サイズが大きく、問題が切り離せないため、勉強しにくい欠点があります。本書は手頃な大きさで、問題が切り離せるため勉強しやすく、さらに予想問題も収載されており、コストパフォーマンスに優れた良著だと思います。
パブロフ流でみんな合格シリーズ(翔泳社出版)
特徴
パブロフ流シリーズは、簿記のブログや学習アプリでも人気のシリーズで、簿記の受験生からも多数の支持を得ています。購入者の口コミを見ていても人気があるのがすごくわかりますし、すでにご存じの方も多いのではないでしょうか。
著者の【よせだ あつこ】さんが書き下ろしており、まずは4コマ漫画を読んで取引の概要を理解し、解説も専門用語を少なくしたシンプルな中身になっているため、簿記学習初心者の方でも安心して取り組めるようなスタイルとなっています。
論点ごとに「テキスト→練習問題」を繰り返す王道の学習方法ですので、勉強の仕方が合わない!という方は少ないと思います。
内容的にはわかりやすく素晴らしいと思いますが、私の視点からすると文字が小さく、全体的に余白スペースが少ないので、少々見づらく感じたため、★4つの評価としています。
※イラストもかなりかわいらしいので、どちらかというと女性向けかも。。
評判・口コミ情報
「パブロフ流でみんな合格 テキスト&問題集」の購入者の評判口コミ
購入級:3級
ページ見開きで左に4コマ漫画と備考、右に詳しい解説といったページレイアウト。4コマは面白いですしとっつきやすいのですが、必ずしも必要というほどではない感じです。4コマ横はスペース不足な感じでフォント小さめ、見開き右はかなりフォント大きめとフォントサイズの振り幅が大きくやや読みにくさを感じましたが、内容は全体的にわかりやすいと感じました。評価したいのは、問題の解き方をYoutube動画(埋め込みのwebサイト)で解説してる点。紙ベースだとなかなか伝わりにくいものも、このやり方だと、思考プロセスを含めた問題の解き方が時系列にそって閲覧できるので視聴している人にも伝わりやすいと思います。QRコードもついてますので、画面の小さささえ気にならなければスマホでも視聴可能です。
購入級:2級(工業)
特に工業簿記の分野に関しては、パブロフくんのテキストを選ぶのが最大の効果を得られると感じています。他のテキストでは、「〜だからこうなる」という理論だけ教えられて具体的な解法についてはあまり触れられていないので、計算問題を主体とする工業簿記ではあまり内容が頭に入ってきません…。しかし、こちらの場合はyoutubeに上がっている動画で実際の解き方を説明して頂けるので、計算の多い工業簿記でも非常に分かりやすく学ぶことができます!簿記二級を受験する方でテキストに悩んでいるのならば、パブロフくんを選ぶことをオススメします!
購入級:3級
この本を買わなかったらたぶん合格は無理でした、と書いてる方がいましたが、私も強くそう感じます。この本の「下書き」は本当にすばらしいです。答えありきで説明している解説でなく、どうすればこの答えにたどりつけるのかを筋道だてて教えてくれます。また、各章の始めに2ページほどでその章の論点を整理してくれているので、解く前にベースの知識ができ、大変ありがたかったです。著者のよせだ先生、感謝しています。
購入級:2級(商業)
「パブロフ」「下書き」「手を動かす」という耳慣れない言葉に、いきなり業界の特殊用語ですか?と少々拒絶反応を感じそうになりますが、解法を見える化することで学習効果を高めることが狙いとなっています。社会人になると決算書を目にする機会も増え、財務諸表の理解は必須となりますが、細かな項目について疑問に思って経理担当者に聞いても、まあ解らない。一般的なテキストを読めばなんとなく解ったような気になるものの、どうもイマイチ腑に落ちない。どうも、会計や簿記はちょっと特殊な世界だよなぁと思っていました。そんなもやもやが、この「下書き=解く過程」に目を通しているうちに解消できました。単純に資格試験の合格を目指すテクニック本や出題比率の高い問題寄せ集めではなく、合格後の実務に役立つ知識を身に付けることを目的としているようです。これ結構すごいです。
よくわかる簿記シリーズ(TAC出版)
特徴
TAC簿記検定講座の公式教材である【よくわかる簿記シリーズ】は、テキスト・トレーニング・ドリル・過去問の4種類が用意されている定番シリーズです。
2色刷りですが、イラストや図表も取り入れており、「設例」や「ここがポイント」などの項目によって学習の論点を明確に把握できます。細かい論点まで網羅されているため、資格取得のみならず今後実務で活かしていきたいという方や、すでに簿記の知識を多少なりお持ちの方にオススメです。
学習した部分は「基本例題」ですぐに確認できるのも魅力のひとつです。
ただ、サイズがA4サイズと、ほかのシリーズもののテキストと比べると大きく、更に重みも結構あるため、持ち運びには苦労しそうです。
また、イラストなども少々教科書チックなものが多いので、お世辞にも楽しく学習が勉強できるというものではありません。
中学・高校の時の教科書をイメージしていただければ、大体どんなものか見当はつくかと思います(笑)
もちろん、そういった「ザ・教科書」みたいなものの方が勉強しやすいという方にはピッタリだと思いますし、内容的にも「信頼のTAC製」なので心配する必要はないでしょう。
評判・口コミ情報
「合格テキスト」の購入者の評判口コミ
購入級:3級
2色刷りで見易く、基本事項の解説後に例題を解き、それを基礎から難度の高いものへと取り組んでいくうちに着実に実力をつけるという内容です。テキストの構成がスッキリしており学びやすい印象を受けます。流石に有名校TACの長年の指導ノウハウが満載で合格を確実に目指せそうです。
購入級:2級(商業)
カバーだけを見るとかなり硬めで難しそうな感じがしますが、実際に読みはじめてみると文字もほどよく大きいので、読み飛ばしなく理解しながら読んでいけるし、黒と赤の文字のくっきりとした色分けが見やすく、わかりやすかったです。大判でけっこうなボリュームなので、やりがいもあります。私的には蛍光グリーンで線を引いていくと、見つけやすく、自分なりの頭の整理がつけやすくなりました。
購入級:1級(工業①)
本書では総論、費目別計算、部門別計算、個別原価計算を扱っています。全体としては、原価計算基準に準拠してテキストが構成されている印象です。例えば、総論の原価計算の目的を説明している箇所では参考として引用した文章が掲載されています。日商1級では以前から理論の穴埋め問題が出題されているため、その対策として有用です。本文は読みやすさ重視ではなく「だ・である調」で統一された堅い文章です。ただ、その内容や言い回しは岡本清先生の『原価計算』などの著書を参考にしたものであり、理論的な背景や考え方をきちんと学びたいという方には向いているかと思います。イラストは少ないですが、必要に応じて勘定連絡図、シュラッター図などはもちろん掲載されています。
「合格トレーニング」の購入者の評判口コミ
購入級:3級
まちがいなくお勧めできます。これ1冊きちんとやりこめば(理解すれば)、おそらく解けない問題はない。「よくわかる簿記シリーズ」で揃えるのが、一番遠回りでも近道でもない王道なのだと思います。しかし「合格テキスト」は、はっきりいって独学にはキツイかと思います。文字の羅列に耐えられるのであればいいのですが、自信が無い人は、もう少し初心者向けのテキストも一緒に揃えれば鬼に金棒かなと思います。
購入級:2級(工業)
まず、これは単独で使う本ではない。ワークブックです。さすが、教室や通信教育で使ってるものだけあって、他書では簡単に済ませてしまう項目も含めて丁寧に網羅してある。その分やり甲斐はあるけど、一冊終わる頃には仕分けから決算、報告までの流れ、基礎が自然と身につきます。そのあとの過去問や予想問題に取り組んだときにすんなり入っていけます。この本の解説が理解できないうちはテキストをしっかり読むべきです。この本だけで勉強するものではない。きちんと参考書(テキスト)とワークブックを使い分けられる人向けです。
購入級:1級(商業①)
日商簿記1級レベルになると独学ではなかなか取得できない。私はある通信講座を取っていたが、すごく分かりづらくこのテキストのほうがよっぽど分かり易いと思ったほどだ。設例が多く、解説もものすごく詳しい。独学者には必携のテキストだと言える。さすがは安心のTACといったところか。
「合格するための過去問題集」の購入者の評判口コミ
購入級:3級
仕事の関係で簿記・会計を学ぶ機会があり、取っ掛かりとして手に入れた。本書は過去問中心の問題集なので、良くも悪くも問題を解くことが主目的なのだが、試験対策に留まる内容ではない。それこそ相応の職歴を重ねれば、簿記会計は実務で必須になるし、家計や収入・資産運用を理解するための、生活で役に立つ教養としても大変有用な内容だ。もっと早く学んでおけばよかったと思う内容なので、みなさん騙されたと思って学んでいただきたい。
購入級:2級
簿記試験でよく言われるように、過去問の類問が何度も出題されているので、過去問をやりこんでいれば合格は盤石であるという考えのもと、どの過去問題集をするかどうか、同じTACでも比較してみた。その結果、薄い本や掲載回数が少ないものに比べ、2つのメリットを感じた。
①範囲が網羅されているので、勉強の漏れがなくなる。
②大きめのサイズなので、勘定連絡図などの全体像が把握できる。小さいサイズや薄いものだとここを省略しているものがあった。
肝心なことを省略していては理解するのに結局時間がかかってしまう。この過去問題集を繰り返しておけば、合格は確実だろう。
①範囲が網羅されているので、勉強の漏れがなくなる。
②大きめのサイズなので、勘定連絡図などの全体像が把握できる。小さいサイズや薄いものだとここを省略しているものがあった。
肝心なことを省略していては理解するのに結局時間がかかってしまう。この過去問題集を繰り返しておけば、合格は確実だろう。
購入級:1級
とっても分厚い本ですが、問題自体は14回分でそれほど分量を感じませんが、その代り解説は分厚いです。極めて論理的で、丁寧で詳しく、GOOD!!です。問題文を見ながら解説を読んでいきたいと思った時、ページを指で挟んで問題と解説を行ったり来たりするのは効率が悪いし、勉強の余分なストレスになると思ったので、思いきって、問題部分と解説部分をハサミでバッサリと切断し、問題と解説を別冊状態にしました。これで、問題と解説の行き来によるストレスはなくなりました。この14回分の問題解説を繰り返し繰り返しものにすれば、1級は受かると断言します。
わかる!できる!うかる!シリーズ(ネットスクール出版)
特徴
「わかる!できる!うかる!シリーズ」はテキスト・問題集・模擬試験の3つのパートで構成されており、初学者にもわかりやすいよう、極力難しい言葉は使わずに丁寧に書かれている印象です。こちらの教材はオールフルカラーでイラストや図もふんだんに使用しているため、視覚的に覚えることができるのも特徴。
また、テキストや問題集と並べても使える「勘定科目しおり」というものも付いており、学習初期の勘定科目を覚える部分で非常に役立ちます。
ただ、3つのパートが1冊にまとまっているため、本の厚みが結構あり、持ち運びには少々苦労するのと、フルカラーが魅力のひとつの反面、どれが大事なのか色で判断がつきにくいというデメリットもあります。
なお、愛読者特典として「無料キャンパス」というサービスが利用できるのもポイントで、解説動画の視聴や受験情報の受信、不明点の質問などができますので、購入した際には是非利用しておきたいところです。
評判・口コミ情報
「わかる!できる!うかる!テキスト+問題集+模擬試験」の購入者の評判口コミ
購入級:3級
こういう資格試験の参考書という観点からして、自分の感覚でいうなら、装丁から印刷、ページ数、紙の質などからザッと判断すると、定価は2千円はするなというモノです。オールカラーで分厚く、しかもテキスト、問題集に加え、外して使える文字試験まで至れり尽せりなのに私の感覚の半値で販売しているわけですから、参考書というジャンル全体から見たら、かなりお得だと思います。もしもっと確実に受かりたければ、「過去問攻略ナビ」という別冊が発売されていますが、それを合わせてちょうど参考書の相場として普通くらいかなと思います。疑問が出た場合は無料登録で「webキャンパス」というのもあり、そこで質問し回答を得ることもできます。独学で日商簿記3級を受けたいという方に、ぴったりの参考書だと思います。
購入級:2級(工業)
3級に合格してからだいぶ時間が立ってしまったので、3級の復習のためにまず3級を購入。テキストの分かりやすさと問題の多さから、2級の工業簿記もこちらに変えました。1つずつの論点をわかりやすく書いてくれています。フルカラーかつ物語調なので読みやすく、自然と頭に入ってきました。問題集は基本から応用まであるので、テキストを読み終わった後は基本→応用と2~3周をして、自分はどの論点が苦手なのかを理解できました。問題集は切り離すことができ、サイズもA5とちょうど良いことからノートと一緒に机に広げても使いやすいことは確かです。解答用紙のダウンロードサービスがあるので、ぜひそちらを利用してください!
「わかる!できる!うかる!過去問攻略ナビ」の購入者の評判口コミ
購入級:3級
本書と姉妹書の『わかる! できる! うかる! 日商簿記3級商業簿記テキスト+問題集+模擬試験 』の2冊を約2カ月間学習して合格できました!本書は問題の解き方や実践に役立つテクニックが丁寧に解説してあり、受験対策にとても役に立ちました。こちらの攻略ナビを勉強していなかったら、たぶん合格はなかったと思います。
まとめ
ここまで、簿記試験対策のシリーズ本をご紹介してきましたがいかかでしたでしょうか?
この記事でご紹介したシリーズ本はいずれも購入者からの評価も高く、それなりに力は付くかと思いますが、私個人の見解としては、「みんなが欲しかった・TAC簿記の教室」シリーズ、「スッキリわかる」シリーズ、「パブロフ流でみんな合格」シリーズの3つが特にオススメだと思います。
まぁ、この3つが評価の上位なので、改めて言われなくてもわかると思いますがw
ただ、こういった資格の対策本の場合、ネットの情報や口コミも参考になりますが、やはり最終的には自分の目で見て判断するのが一番です。
読みやすさや使いやすさの感じ方は人ぞれぞれでしょうし、本記事の情報はあくまで参考情報として頭の片隅に置きつつ、まずは近くの書店で色々と手にとってみて下さい!
なお、本サイトの以下の記事で簿記試験対策の各参考書/テキスト/問題集の発売日をまとめてますので、ぜひ購入タイミングの目安にしていただければと思います。
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